60年代から70年代へ変化するシボレー・ビスケイン Chevrolet Biscayne.

Chevrolet Biscayne

60年代から70年代へのデザイン変化が解るChevrolet Biscayne


「ドロン、ドロン」と、いかにも効率が悪そうなV8独特なエクゾーストノートが聞こえる方を見ると・・・

ラメサのモールを出て行くピカピカ1968年式のChevrolet Biscayne。
ミントコンディションだけどガマン出来ないチカーノらしいホイールが惜しい。

このビスケインは、60年代から70年代へのデザイントレンドの変化が
良く解るエクステリアデザインが特徴的です。

サイドからテールにかけてキャラクターラインのデザインは
60年代の特徴的なラインが僅かながら残っています。

しかし全体的には70年代のフルサイズアメ車の様な3BOXデザイン。
もはや完全に退化し姿を消したテールフィンやジェット機の排気口を
模したバンパーに埋め込まれた無駄なマフラーテール等々は消滅しました。

一般的には、"洗練されたデザイン"と形容されてしまいがちですが
この時代からマーケティングに基づきデザイン構築された事が解ります。

こういう古くからのUS的なデータに基づくデザイン手法は
ウェブデザインに於いてもとても参考になります。

このシボレー・ビスケイン。
現代にこの光景が見れる事に感謝です;)

日曜夕方、とてもUSの休日らしさが撮れた1枚です。
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