アメリカを象徴するParty City(パーティーシティ)が遂に倒産。

パーティーシティが破産、全米の店舗を閉鎖。
だれもが知る、アメリカを代表する小売店のパーティーシティが遂に破産しました。
パーティーシティの特徴的なカラー配色、
イエロー・グリーン・レッドのサイン看板はお馴染みです。
パーティーシティは、パーティー好きなアメリカ人にとっては、
様々なパーティーグッズやキャンディー、ハロウィンやクリスマス用の
衣裳やグッズを販売する、どの街にも必ずあるお店です。
パーティシティは、2023年1月にも破産申請
パーティシティは、2023年1月にも破産申請していました。
パンデミックの影響等で18億ドルの負債の返済に難しくなったからでした。
しかし当時、パーティーシティは10億ドルの負債を削減し、
その破産からの再建を、2023年9月に完了していました。
ただ、10億ドルの負債削減だけでは、十分ではなかったようです。
再び、パーティーシティは破産申請を行いました。
今度は、全店舗を完全に閉鎖する予定です。
2024-12/20金曜日に、パーティーシティCEOが破産を発表
破産発表の仕方は、かなり酷いものでした。
クリスマス直前の12/20金曜日に、パーティーシティCEOのバリー・リトウィンが破産を発表。
パーティーシティの従業員は、退職金を受け取れず会社が閉鎖され次第、
福利厚生も終了すると伝えられました。
2/28にパーティーシティ店舗を閉鎖して、その時点で店舗スタッフは
解雇されるという通知が手紙で送られましたが、あまりに突然です。
パーティーシティ破産の原因は?
アメリカ人の誰もが思う、パーティーシティ破産の原因は?
・ターゲット
・ウォルマート
・Amazon
これら企業の台頭ですが・・・、ウェブマーケティングに乗り遅れていたことも事実です。
それと、プライベートエクイティ(PE)の関与です。
過去のBLOG記事を見てもらえば解る通り、プライベートエクイティが
小売業(リテールビジネス)に関与すると、現在のパーティーシティの様に
客足が遠のいてしまい、あちこちの店舗で「閉店」のサインが掲げられる状況になってしまいます。
一度消滅すると恐らく、パーティーシティの様な小売店は、2度と出現しないでしょう。
パーティーシティの消滅は、アメリカの小売業の一つの時代が終焉したと感じます。
主観的な意見ですが、小売業が終焉を迎えている大きな理由の一つには、
プライベートエクイティが参入し、台無しにしていると感じます。
トイザらスが良い凡例で同様でした。
2/28迄、残り時間は限られていますが、パーティーシティへ行って
カラフルな店内を歩き回ることは可能です。
パーティーシティの公式ホームページです。
https://www.partycity.com/

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