Kマートの優れたCIデザイン。
スーパーセンターKマートの優れたCIデザイン
赤文字にストレートな"K"の一文字。
Kマートのとても優れたCIデザインですが、また一つ実店舗が無くなりました。
わたしがメインランドに来たばかりの頃、巨大なKマートの店舗が
彼方此方に存在していましたが、2000年代に入るとコンボイのKマートが
閉店し、暫くすると破産宣告を行い一気に店舗が無くなりました。
2000店舗近くあったKマートですが、2020年の現在では僅か200店舗ほど。
様々な要因が有りますが、一番大きな要因はWebに乗り遅れた事です。
実店舗を重視する余り、在庫の金利負担が多く新規設備投資が滞りました。
Web戦略を軽視した結果、雪崩の様に負の連鎖を引き起こし結果、倒産です。
末期のKマートの実店舗は悲惨でした。
旧態依然な暗い蛍光灯で照らされた店内は、まるでリサイクルショップの様で、
散らかった商品と何の魅力も無い商品が山の様に積み上げられていました。
Webスタンダードを軽視したKマートの代わりに消費者から支持されたのが、
ウォルマートでした。似通った商品を取り扱うウォルマートは、Kマートとは
真逆のWeb重視の戦略で見事に成功します。
Kマート店内の緩くて煩雑なUSらしい雰囲気を今では懐かしく感じます。
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