1960年代のインテリアデザインを現代で再現してみると。

1960年代のインテリアデザインを2021年に再現

1960年代のインテリアデザインを現代に再現


テナントビルの1室が1960年代のインテリアデザインで再現されました。

パッと見の雰囲気は、確かに1960年代かもしれません。
30秒、1分、5分と空間構成に目が慣れてくると彼方此方で違和感を感じます。

巾木や回り縁が60年代当時のデザインでは無く、現代の建具が使われています。
一見するとソレっぽいソファも、フレームを省略したためか重厚感に乏しい。

極めつけはクッションフロア。
60年代当時は存在すらしていません。

ソファーから床材を保護する為に敷いたのでしょうが、このパーツ1つのせいで
全てのデザインバランスを損ない、見る者に違和感を与えるインテリアデザインです。

ウェブデザインでも同様、一つのパーツで簡単にデザインを破綻させ
閲覧者側に違和感や嫌悪感を抱かせる事もあります。

再現されたという1960年代のインテリアデザインをウェブデザインとは違う、
3次元空間で実際に体験するとバランスの大切さを改めて思い知ります。
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