エルカホンで復元されたミッドセンチュリー様式のコンドミニアム

復元されたミッドセンチュリー様式のコンドミニアム
今日は、久しぶりにエルカホンの顧客と打合せでした。
この辺りも用事が無ければ、訪れる事はすっかり無くなりました。
あのビルは、どうなってるだろうかとクルマを走らせると・・
見事に外観意匠を保ったままで、綺麗に復活していました。
エルカホンの象徴的なランドマーク、ザ・テラルタが4月にオープンしました。
当時は、高級家具店でしたが時代の変化と共にエルカホン周辺の
商業環境が変わってしまい、2010年頃まで大型リサイクルショップでした。
「ファサード保存(Facade Preservation)」
古くて特徴的な外観だったビルは、
SDHCの共同プロジェクトで、集合住宅へと生まれ変わりました。
家賃は低所得者層向けに設定され、3ベッドルームで約3000ドルと激安。
連邦バウチャーが割り当てられ、収入の低い世帯でも支払える仕組みです。
当時の象徴的なミッドセンチュリー様式の外壁を保存する為に、
前面デザインは、そのまま残して活かされています。
古い建物をリビルトしたのではなく、歴史的な外観(ファサード)だけを残し、
後ろ側の居住部分を、完全に新しく建て直した構造です。
Facade Preservationという、USの手法です。
ビルが建設された、当時のミッドセンチュリー様式の街並みを守りつつ、
中身を最新の耐震基準や快適な設備を備えたアパートにするため、
この「古い外見+中身は新築」というハイブリッドな方法が選ばれました。
通りから見ると歴史ある建物がリノベーションされたように見えますが、
実際に、住民が暮らす部屋やコミュニティスペースはすべて最新の空間です。
長年に渡り慣れ親しまれたウェブデザインを変えずに、最新のコーディング、
Webシステムに入れ替えて、違和感の無いリビルト手法と似ています。
古いモノを壊すのは簡単ですが再度、復元する難しさは建築もWebも同じ。
古き良きものを残す姿勢には、とても共感できます。

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